前回開催いたしましたダンロップゴルフクラブの試打会で、DIW(デジタルインパクトワールド)にて、お客様の実際にお打ちになったボールをコンピュータで測定・診断いたしました。
その中で、ヘッドスピード40~43の方には、XXIO+SPEEDER553EX FLEX:R。ヘッドスピード45~48の方には、Srixon+ツアーAD W70 FLEX:S がフィットする場合が多かったです。
DIWによる診断では、ヘッドスピードのみならずランも含めたトータル飛距離をシュミレーション出来るため、皆様ヘッドスピードUPよりもミート率の向上を目指しました。ヘッドスピードを上げるために闇雲に振り回すよりも、少し余裕を持ってバランスの取れたスイングをした方がソリッドなインパクトを迎えることが可能で、それによりボールの初速が5メートル以上UPするのです。
ヘッドスピードを2メートル速くするよりも、ボール初速を5メートルUPする方が簡単なのです。これには皆さん驚いていらっしゃいました。この現実をお知りになって、私がめったにヘッドスピードについて口にしない理由を分かっていただけたと思います。
さて、多くのお客様にいろいろなスペックのクラブをテストしていただきましたので、お客様にとっても有意義であったと思います。実はそれ以上に私にとって勉強になりました。いろいろなスイングパターンにジャストフィットするクラブのスペックを、試打会に参加したお客様をモニターとしてチェックしたからです。
これは私にとって大きな財産なのです。これらのデータの積み重ねがベストフィットなクラブ選びに大いに役立ちます。これは他のお店では出来ないことです。
ドライバーの飛距離UPには何が一番重要でしょうか?
以下の三つからお選びください。
1)ヘッドスピード
2)弾道(方向・高さ・スピン量を含む)
3)ジャストミート
ヘッドスピードが第1だと思っていらっしゃる方が大多数を占めるであろうと想像しています。
その答えは、、、文末に記します。
さて、お客様が練習する姿を眺めていると、よりいっそう飛距離を伸ばすために一所懸命クラブを振り回している方を見かけます。
でも、これはプロゴルファーの言葉を借りれば、「空振り」している状態なのです。きちんとしたインパクトを迎えていないことを意味します。
それでも、運良くタイミングがドンピシャに合えば、猛烈な飛距離が得られます。でも、それは偶然の産物。ゴルフは飛距離を競うゲームではなく、飛距離の安定が重要です。
もちろん、絶対に飛ぶほうが有利なことは否めません。しかし、距離の粒が揃わなければどういう結果になるか、、、皆様はよくご存知だと思います。
では、飛距離UPの方法をご披露いたします。
それには、たくさんパターの練習をしてください。フルショットではインパクトの感覚を掴むことは不可能です。でも、それはパターならば可能です。しっかりとしたインパクト=「ソリッド・コンタクト」をパッティングで会得するのです。
急がば回れ。上手いゴルファーほどパターの練習に時間を割いています。
【回答】 3、2、1の順番で飛距離は決まります。
お客様とスイング談義に花が咲きました。
テーマは「左脇の締め」。
この方はアイアンの名手で、惚れ惚れするような切れの良いショットが持ち味です。そんなお上手な方なので、その球筋に惹かれて教えを請う人が絶えません。しかし、、、残念なことにその方のスイング理論を理解できる人が少ないので、せっかく自分の練習時間を割いて教えてあげても結果が現れない。そこで、その人たちにどう教えてあげたら良いのだろうかと相談を受けました。
私も常々感じているのですが、スイング中(特にインパクトゾーンで)左脇が開いている人が多いのです。そして、そういう人はほとんど右脇を締める事に気をとられています。その結果、左脇が開きクラブフェースも開いてボールが弱々しく右にスライスするのです。
私たちにとって、左脇を締めることは当たり前なことなのに、その意識がない人がなんと多いことか。だから、その重要性を納得してもらわなければ話は進みません。先ずは、どうして多くのゴルファーが左脇を締める意識がないかを検討しました。いろいろ話し合っている間に素晴らしい答えが見つかりました。
男性の場合、多くの人が野球を経験しています。バッティングとゴルフスイングは似ているので、野球のイメージをそのままゴルフに持ち込んでいる人が多数と思われます。貴方もそうではありませんか?外角低めのボールを捕らえるイメージでスイングしているでしょう。だから、左ひじがセンターを向き、クラブヘッドよりも手が先行するスイングになっているのだと思います。
実はこれが大間違い!ゴルフでは内角低めの球をセンターからレフト方向に打つ感覚でスイングするのです。想像してください。内角の球を捕らえるためには、両脇をぐっと締め、グリップエンドを体の近くに通し、腰の回転で素早く振り切らなければなりません。外角球を打つ場合と体の動きが異なります。
以上でご理解頂けたでしょうか?
ゴルフを始めたときに良い指導者に恵まれないと、自分が今までに経験したスポーツの動作を元にスイングを作り上げます。バットよりも長いクラブを握っているのでどうしても外角低めのボールを打つイメージを持ってしまいます。ボールが左ひざの近くにあって、クラブはブリップの先にヘッドが付いている感じ。そんな状況をイメージしてスイングしてみてください。これで明日からはナイスショット連発です!
ご意見、ご感想などございましたらぜひコメントしてくださいネ♪
現在世界最高のプレーヤーといえば誰もがタイガー ウッズを挙げるでしょう。もし、私が彼のスイングを真似たなら今よりもゴルフの腕が上がるでしょうか?それとも、彼のドライバーを使えば350ヤード飛ぶようになるでしょうか?・・・ムリですよね・・・
タイガーのスイングは彼だからなしえたこと。また、彼のドライバーを使ったならば自分の道具を使うよりも著しく飛距離が落ちることは必至。凡人の私には程遠い・・・
かようにゴルフのスイングは体格・体質・体力によって作られます。それとともに自分の所有するクラブの影響を受けます。実はこのことをご存知無いお客様が大変多いのです。
例えば今お使いのクラブが貴方にとって重すぎるのであれば・・・テイクバックのトップで反動をつけて、ヨッコラショと振る癖がついてしまうでしょう。
軽すぎるならば・・・加減をして、スライスするなら・・・引っ掛け(こねて)、飛ばないクラブならば・・・ひっぱたく、上がりにくいクラブならば・・・ダフリ(テンプラ)気味に。その他数え上げたらきりがない・・・
いい球が打てるように何らかの細工=余分なアクション=悪い癖で打つのです。「MYクラブの特性を知ろう!」でご紹介したMさんは以前とてもスライスしやすいクラブをお使いでした。そのクラブでいい球を打つために手首をこねる悪い癖が付いてしまったのです。素振りだったらシングルなのに・・・これは至言です。素振りで余計な細工をする人はめったにいません。
ですから素直で打ちやすいクラブを使えば自然に悪い癖が取れていくのです。クラブにスイングを教えてもらう。やさしいクラブを使ってシンプルなスイングを身に付けましょう。