用語集 ドライバー編

■吹き上がり
スイートスポットの下でボールを捕らえると、フェースは重心位置を中心に下向きに回転するため、ボールは低く飛び出す。また、バックスピンが多くかかるので先のほうでホップするような球筋。大昔はこれが力強い球筋だと勘違いされていた。バックスピンが多すぎると空気抵抗も大きくなり飛距離がロスする。アゲンストの影響も大きい。

昔のパーシモンドライバーの場合、重心位置が高いため、フェースセンターでも重心位置よりも下なので吹き上がってしまった。糸巻きボールの場合より顕著。

現在のドライバーはフェースセンターに重心があるため意図的にトップボールを打たない限り吹き上がりにはなりにくい。

DRIVER■高弾道
重心位置よりも僅か上で捕らえた場合、フェースは上向きに回転しするためボールは高く飛び出す。また、バックスピンが減少するため飛ばしには有利な弾道。

この高弾道と吹き上がりを取り違えている人が非常に多い。

■テンプラ
上記の高弾道よりも、さらに上の部分で捕らえた球筋。球は高く上がり、バックスピンが著しく少ないためフォークボールのように先で失速する。

■ふけ球
インサイドインのスイング軌道で、フェースが開いた状態でインパクトを迎えた場合、ボールは高めに打ち出され、先に行くにつれて右に逃げる球筋。フェードとスライスの間ぐらい。

■高反発
フェース面積を広く・薄くした場合、フェースは柔らかく仕上がる。その結果、フェースとボールの硬さが等しくなるため反発性能が向上する。また、インパクト時のボールの変形が抑えられるため、打ち出した瞬間の空気抵抗が激減する。以上二つの要素によって大幅に飛距離アップする。

■反発係数
反発係数とはボールがクラブフェースに当たって跳ね返ったスピードを数値化したもので、COR値とも呼ばれる。

■SLEルール
SLE ルールとは、「スプリング効果(Spring-Like Effect=SLE)」(※)を持ってはならないというゴルフ規則の条項に数値的な基準を設けたもので、クラブフェースの反発係数(COR)が、 0.830以内でなくてはならないというルール。ドライビングクラブに適用される。

付属規則II,5a
「クラブフェースやクラブヘッドの素材と構造(およびクラブフェースやクラブヘッドに対する表面処理)は(イ)インパクト時点でスプリング効果 (R& Aのテスト内規による)を持ったり、(ロ)標準的なスティールフェースに比較して著しく多くのスピンを与えたり、逆にスピンを減らしたりするものであってはならない。また、(ハ)球の動きに不当な影響を与えるような他の効果も一切持ってはならない。」

■適合ドライバー
COR値を0.830以内にするため、フェースの肉厚を厚くして硬くたわみにくい構造にした

高反発ドライバーと比べるとフェースが硬くなったため、フェースをたわませるパワーのないシニアやレディースには不利。プロやパワーヒッターの場合は影響が少ない。

その後低比重チタンの採用により、フェースを肉厚にしても重心位置がフェース寄り(前寄り)になりにくく、最適な重心配分が出来るようになった。そのためルール適合であっても設計の進歩により飛ぶクラブが作れるようになった。

■低反発
高反発に対して低反発という言葉が使われているが、適合クラブの意味で使われることに異を唱えたい。適合クラブでも十分な反発性のを有しているので、
適合クラブ=SLEルールに適合した高反発ドライバー
低反発=技術的に肉厚フェースしか作れなかった時代のドライバー
上記のように区別して呼びたい。

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