先輩ゴルファーとしての責任

常連のお客様から、若いゴルファー達とともにプレーをした感想を伺った。

彼らは友達同士で誘い合ってとあるコースのメンバーになり、毎週末ゴルフを楽しんでいる。いつもは仲間だけでの組み合わせでラウンドしているのだけれど、今回は彼らの父親から請われてお手本としてプレーしたのだそうだ。

さて、その実力は、、、クラブのメンバーになるぐらいだからある程度のゴルファーだと思っていたら想像は見事外れ、初心者と変わらないレベルだったそうだ。

私たちがゴルフを始めたころは、先輩ゴルファーに連れて行ってもらうのが常だった。そこで手取り足取りゴルフの流儀を教わった。

ところが、近年はインターネットで手軽に予約できるコースが増え、初心者同士で簡単にエントリーできる。だから彼らのように、先輩ゴルファーから手ほどきを受けることなくメンバーになってしまうという、昔では想像できないようなことが現実に起こるのだ。

ゴルフが大衆化してゴルフ人口が増えるのは良いことなのだけれど、彼らのようにゴルフのマナーや精神を知ることなくゴルフ暦を重ねるというのは問題だと思った。本物のゴルフにふれて大人のゴルファーになって欲しいと願う。

さて、これを書いていて頭が固くなった親爺の戯言かと、投稿をためらった。でも、是は是、非は非。これからは先輩ゴルファーの責任として、あえて苦言を記そう。